お姑さんとの付き合い方は、何年経っても正直苦手で・・・。お嫁さんの立場でいるときは、ほとんどの方が同じような思いをされていることでしょう。家事や育児で、悔しい思いや悲しい気持ちに、なったこともあるかもしれません。しかし、嫁姑関係も時間の流れと共に、打ち解けられるときがあるのです。
上手くいかないのは、お互いがまだ若いから・・・というのもあるかもしれませんが、きっかけさえ作ってしまえば、時間の長さは関係ありませんよね。それでは、どうしたらお姑さんとの付き合い方が、上手くいくのかをお伝えしましょう。
お姑さんとの付き合い方は本当の親子同然でOK
お姑さんとの付き合い方は、どういう定義で接していけばいいのか悩みますよね。嫁の立場ですが、娘と同じようなものです。しかし、実家の母のようには、恐れ多くて接するなんてできないのが、嫁の立場としての本音と言えるでしょう。
もしも、あなたが姑の立場になったときに、お嫁さんに遠慮されていたらどう感じるでしょうか。遠慮されていたら、いつまでも仲良くなれませんよね。「遠慮」という壁が、知らない間にお姑さんとの付き合い方を、難しくしていることがあります。徐々にでも構いませんので、実家の母と同じように接していくと、気持ちも楽になるでしょう。
言いたいことが言える仲も家族だから
お姑さんとの付き合い方は、過ごしてきた環境が違うため、生活習慣からわからないことだらけ、ということもありますよね。嫁として、夫の家庭の味や習慣を身に着けておかなければ!という気持ちが強くても、お姑さんにネチネチ言われてしまうと、嫌われているかもしれないという気持ちが生まれてしまうことがあります。そんなに、言わなくてもいいのに・・・と心の中でつぶやく、あなたがいるかもしれませんね。
自ら気を使ってしまうことで、お姑さんの言葉がキツく感じてしまうこともあるのです。お姑さんの言い方がちょっとキツイと感じた時は、怖がらずにやんわりとお姑さんに伝えるのが付き合い方のポイントになります。気をつけなければいけないのが、ケンカ腰にならないことです。嫁も家族の一員なのですから、言いたいことがあったら、伝えることも大切です。
夫の実家には夫+子供だけの訪問も
お姑さんとの付き合い方で、気になるのが夫の実家に行く頻度です。本当のことを言ってしまうと、ちょっと疲れてしまいますよね。夫の実家に行く頻度は夫婦で決めることですが、いつも夫と一緒に行かずに、夫と子供だけで実家に遊びに行くことも提案してあげましょう。
お姑さんの立場からみると、親子水入らずでいる機会などは、息子が結婚してしまってから訪れることなどありませんよね。お姑さんにも、たまにはおもいっきり気を使わせないで、楽しい時間を過ごしてもらえる機会をプレゼントしてあげましょう。これもひとつの親孝行かもしれません。留守をしている間は、あなた自身も羽を伸ばすつもりで、のんびり休暇を満喫することをおすすめします。
お姑さんにお願いすることも仲良くなる秘訣
お姑さんとの付き合い方で、仲良くなるためにはお姑さんを頼ることです。例えば、夫の大好物だったご飯を作ってもらったり、庭の花壇の鉢植え用の花を一緒に選んでもらったり・・・。ちょっとしたことでいいのです。それくらい自分でできると思っていても、お姑さんに作ってもらえたり一緒に買い物をするだけで、今までの自己流のやり方よりも、効率よく手際の良さに思わずウットリするかもしれません。やっぱり、夫のお母さんだと改めて尊敬することでしょう。
ここで、お姑さんとの付き合い方をさらに深めていくには、お姑さんに感謝することです。お姑さんに「ありがとう」の気持ちをその都度、しっかり伝えること。これが嫁姑の関係のバランスを保つ秘訣といえるかもしれません。お姑さんも、ありがとうと言われたらきっと喜ぶはずです。照れくさくて、素直に喜べないお姑さんも中にはいますが、心の中ではうれしい気持ちでいっぱいなので、例え嫌な顔をされたとしても、笑顔で感謝の気持ちを伝えます。慣れてくるとお願いしなくても、お姑さん自らがあなたの好きな夕飯を作ってくれるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
お姑さんの付き合い方には、人柄や特徴もありますので、馴染むまでには時間もかかるものだと思いながら、のんびりと歩み寄っていくのがポイントです。ちょっとした言葉や行動で、勘違いをしてしまうことがありますが、いつしか実家の母よりも、お姑さんとの付き合い方が良好になることもあるでしょう。お姑さんと仲良くなると、夫とケンカをしてしまったときや夫に言えない悩みを聞いてくれたり、味方になって応援してくれるような、心強い存在へと変わっていく日も近いでしょう。
仲良くなりたい気持ちは、お互いに持っていることですので、腹の探り合いなどと思わずに、お嫁さん=娘と思って接してくれるお義母さんに、もっと甘えてみるのもいいかもしれません。