台風が近づいてきたらやっておくべきことまとめ

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日本は夏になれば毎週のように台風がやってきます。もちろん住んでいる地域によっても異なりますが、南西諸島から九州にかけて住んでいる人は毎年多かれ少なかれ台風被害を受けている人も少なくありません。

特に最近は大型の台風が九州から本州にかけて直撃することも増えてきて、年々台風被害が増えてきています。

地震のようなある人突然急に起こる災害と比べて、台風の場合はある程度事前に、想定される被害の大きさやルートが分かっているため、対策はしやすいと思います。

台風が近づいてきたら、家の外や中はもちろん、備蓄品の確保や避難先などの確認も事前にしっかりとしておく必要があります。

台風に備えて普段から準備しておくべき対策をまとめてみました。

自宅を台風被害から守るための対策

特に台風で損傷を受けやすいのが、屋根、ベランダ、家の周りの柵などです。屋根の一部が強風で飛んだり、ベランダやバルコニーの手すりが破損したりというのは比較的多いと思います。

また、家の周りの柵なども強風でまわがってしまったり、何かが飛んできて破損したりすることもあります。

家自体で最も弱いところはやっぱり窓ガラスです。強風の時に窓ガラスが割れてしまわないかとヒヤヒヤした経験のある人も多いのではないでしょうか。

大きなサッシには雨戸もついているかもしれませんが、小さな窓ガラスなどは雨戸やシャッターがないケースも多いです。そのため対策としては、養生テープやガムテープで補強したり、飛散防止フィルムを貼るという方法もあります。最悪窓ガラスが割れてしまって、大きく飛び散らないようにすることで被害を最小限に抑えることが可能です。

食料品などの備蓄や避難先の確保

台風が直撃すると様々なライフラインが影響を受けることになります。特に電気、ガス、水道は止まってしまう可能性も考えて、最低でもこれらがなくても数日程度は生活できるように食料品、飲料水などを備蓄しておくことが大切です。

特に水は大切なのですが、台風の場合は予めわかっているため、お風呂に水をためておくと万日の場合でもかなり役に立つはずです。他には懐中電灯、カセットコンロ、スマホなどの予備バッテリーもあると便利です。

また、もし家のライフラインが止まってしまった場合や家が大きく損傷を受けてしまった場合、水害などでしばらく住めなくなった時は、一時的に避難所生活をしないといけないケースもありますので、避難所までの経路や持ち込むものなども確認しておくと良いでしょう。

家が壊れた時の火災保険などの確認

台風などの自然災害で自宅が損傷を受けてしまうと火災保険で補償を受けられることがあります。もちろん事前に火災保険に加入しておく必要はありますが、契約内容などをしっかりと見直しておくことも大切です。

火災保険には台風による家屋の損傷や水害や風災、落雷による被害も含まれていますので、台風で損害を受けた場合もちゃんと補償はしてもらえます。

しかし火災保険の場合は他の保険と違って、希望額が下りないことも多々あります。というのもどこまでが台風による被害かをしっかりと特定できない場合も多いからです。そういう時には火災保険申請サポートのようなサービスもあるので、保険会社に申請をする際はプロの専門家にアドバイスをもらうのも良いでしょう。

また、火災保険には契約の際に、建物のみの補償と家財道具の補償、両方の補償と3パターンの契約方法があります。一般的には建物と家財道具一式の補償で契約している人がほとんどだと思いますが、建物のみで家財道具を対象にしていない人も中にはいます。

その場合は、例えば水害などで家具やソファ、電化製品がダメになった場合でも補償はされないため、必ず契約内容は見直しておくようにしましょう。

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